事務所Wi-Fiはたくさん使うと速度が落ちる?

事務所Wi-Fiはたくさん使うと速度が落ちる?

事務所Wi-Fiで使用するブロードバンドルーターには内蔵されているアンテナの本数により、同時に接続できる機器の台数が限られています。機種にもよりますが、少ないもので2本、多いもので8本程度となっています。最大8本でありながらも、最大接続数が32台や64台という機種がありますが、この状態でもインターネットが利用できるのはアンテナ1本に対して複数の端末が行列を作っている状態で、順番に処理が行われている仕組みです。その行列に並んでいる台数が多いほどブロードバンドルーターの処理を待つ時間が長くなり、やがて速度が低下する現象が発生します。大半の機種ではデフォルトでは均等に速度が分配される設定になっていますが、業務の都合などから特定の端末に対して優先的に接続される設定をすることも可能です。事務所Wi-Fiではビジネスを停滞させたくないことから、最大接続台数をあらかじめ確認しておき、できるだけ回線品質をハイレベルで保てる機種を選びたいところです。

オフィス移転時に事務所のWi-Fiを早めに契約するメリット

立地が悪かったり、賃料が高かったりなど現在利用している事務所に不満を感じている場合があるでしょう。そんな時は現状維持も含めて他の物件を検討すべきです。物件情報は日々変化していますし、運が良ければ全ての希望条件に合致するベストな事務所が見つかる可能性があります。そのため、いきなり不動産会社に相談しなくても情報を集めるくらいは取り組んでも問題ないでしょう。ただ、実際に契約するのであれば、オフィス移転時にWi-Fiの契約を早めに済ませておくようにすべきです。全てが済んでからの契約になってしまうと設置や工事が終わるまで時間がかかってしまい、インターネットの接続環境を整えるのが遅くなるケースがあるからです。予約してすぐに工事に取り掛かってもらえるとは限らず、あくまでも予約優先です。ですから、事務所探しを行って優良物件が見つかった場合、オフィス移転時にWi-Fi契約を早めに済ませることを忘れないようにすべきです。